レディマクベス 鈴木保奈美出演 マクダフ役 どんな役?シェイクスピアとの違い。なぜ女性が・・・?

レイディマクベスの幕が開きました。

天海祐希主演で、話題になっています。

原案シェイクスピアの作品が、現代の女性作家ジュード・クリスチャンの手で新たな世界が広がりました。

共演者も豪華で、鈴木保奈美にも注目が集まっています。

鈴木保奈美の役は、シェイクスピアでは男性役でした。

舞台で天海祐希と鈴木保奈美のオーラ、ぶつかり合い、炸裂します。

とても楽しみな展開です。

レディマクベス、鈴木保奈美の役とは?

芝居 レイディマクベスの鈴木保奈美の役は、「マクダフ」という名前の役です。

主人公、レイディマクベスとマクベスの上官で国王の、ダンカンの血縁者です。

芝居の中では、ダンカン王が次の後継者を指名する、というシーンが出てきます。

従来なら、王の血縁者ということで、次代の王になれる可能性があります。

しかし、ダンカン王は、自分の後継者になる人物は、必ずしも血縁者である必要なはない、と血縁者以外からの候補者を考えている様子。

マクダこれまで、王の血縁者という地位にどっぷり浸かっていたダンカンは焦ります。

自分の将来はどうなってしまうのだろうと・・・この後、マクベス、レディマクベスたちとはどんな関係になっていってしまうのだろう・・・

マクダフの、思惑は芝居の中でどう表現されるでしょうか?

レディマクベス役の天海祐希と丁々発止とやり合うシーンが見られるでしょうか?

レディマクベス 鈴木保奈美 舞台人として

「鈴木保奈美」というとテレビや映画のイメージが強くて、舞台というとそんなにないのでは?と思っていました。

今回のレイディマクベスは、天海祐希やアダム・クーパーといった舞台人たちと比べと、どうなのかしらと思ったのですが・・・

実は鈴木保奈美さん、舞台の勉強をきちんとやり直したのです。

2011年まで、12年の育児休業をしてらしたのですが、その間に舞台をたくさん見て、触発され、

勉強した、と思われたのだそうです。

2022年、「セールスマンの死」の出演が好評で、舞台経験を着々とつけつつあります。

鈴木保奈美さんは、主演の天海祐希さんとは1歳違い。

鈴木保奈美さんは幼い頃から、お母様のともども宝塚の大ファンでした。

特に天海祐希さんは、憧れの的のような存在。

ですから、天海祐希さんとの共演は、夢のよう、ということを話されていました。

しかしそこはやはり女優、インタビューでこう答えていました。

「憧れは抑えて戦いに行かねばと思います」と。

一方、天海祐希もあ鈴木保奈美にリスペクトを示しています。

子育てをやり遂げ、再び、第一線戻った(鈴木を)自分にないものを持っている、と思っているようです。

これは舞台をかけた女優と女優のぶつかり合いになるような、芝居になりそうですね?

レディマクベス 鈴木保奈美 マクダフ役は実在した?

マクダフに当たる人物が実在したかは、よくわかりません。

「マクベス」、「レイディマクベス」どちらの芝居泣いでも重要な役なのに、ですね。

11世紀、スコットランドの王位を争う事件がベースです。

マクベスは実在、その妻レディマクベスも実在、またダンカン王も実在、バンクォーも実在です。

ではマクダフは?となると、マクダフに相当する実在人物が見当たらないのです。

11世紀に立って、王を取り巻く貴族、それに王の血縁者も大勢いました。

貴族だと、〜伯、〜公、〜家の〜という呼び名がつくのですが、「マクダフ」だけは「マクダフ」のままです。

ということろの、シェイクスピアが作り上げた架空の人物の可能性が高いです。

原作マクベスでも、主人公と一騎打ちをする人物だし、レイディマクベスでもかなり重要な役であるはずなのに・・・

実在が見当たらない、というのは残念です。

それとも、芝居の中で自由に動き回らせたかったから、あえて、シェイクスピアは架空の人物を作り上げたのかもしれません。

レディマクベス 鈴木保奈美 マクダフはシェイクスピアの中で

鈴木保奈美が演じている役「マクダフ」は原作となるシェイクスピアでは、男性です。

ダンカン王に支える貴族です。

レイディマクベスでの設定のように、王の血縁ではありませんが、かなり有力な貴族です。

「マクベス」の中で何が重要かというと、妻子をマクベスに殺されて復讐に燃えています。

復讐心、ダンカン王の仇を取って、正当な息子のスコットランドの王位を返そう、と義務感から、だ打倒マクベスのために戦っていました。

最後は、マクベスを討ち取ります。

その時の重要なファクターは、マクベスが受けた魔女からの「女性から生まれた者にはマクベスを殺せない」という予言があったのでした。

予言を信じたマクベスは、マクダフなんかに自分を殺せない、とたかを括っていたのですが・・・実はマクダフは女性から生まれてきたのではなく、帝王切開で生まれていました。

そこで絶望したマクベスは、マクダフに殺された、というわけなのです。

しかし、自然分娩であろうと、帝王切開であろうと、母親の体から生まれてきたことには変わらないはずなのに、当時に意識では、帝王切開は出産とは違っていたのですね。

レディマクベス 鈴木保奈美 マクダフ役 なぜ女性が?

マクダフは主人公と争う役です。

シェイクスピアでは、主人公のマクベスが男性であるから、敵対者は男性でした。

ですが「レイディマクベス」の主人公は、マクベスではありません。

妻の レイディの方です。

そこで主人公と対立する役を女性にしたのだと思います。

もちろん、女性と男性の戦いであってもかまわない、と思いますが、ここでは同性同士の争いの方が、対立の緊張が高まる感じがします。

対立する場合、男女よりも、同性の方が、似た者同士というか、同じ方向を向いていて、争いも熾烈になりそうです。

それに、鈴木保奈美、天海祐希、どちらも飛び抜けた美貌の持ち主なので、舞台がより一層華やかさを増し、同時に恐ろしさも観客に与えることでしょう。

しかし、別なことも頭に浮かんできます。

マクダフの役が男性だったら・・・・?

それなら、鈴木保奈美が男装で出演するのでしょうか?

いやいや、それはあまりにも無謀!

立って、主演はかつての、宝塚の男役トップスターだったのですから。

でも王いうのも、面白い?

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