「風薫る」に登場する横沢公輔は、モデルが木下尚江ではないかと言われています。
穏やかで誠実な性格の彼は、りんと知り合い、やがて彼女に大きな影響を与えていきます。
二人が再婚する可能性はあるのでしょうか。
ここでは、横沢公輔の存在について、徹底分析しました。
横沢公輔、モデルはいる?
横沢公輔(よこざわこうすけ)は、一ノ瀬りんと、恋愛関係にな理想な予感ですが、史実でのモデルを探すと、それは木下尚江、と見られます。
以前、シマケン(島田健次郎)のモデルは、木下尚江と鄭永慶の2人、ということを別記事に書きましたが、木下尚江にもっと近い人物が「風、薫る」に登場してきました。
その人物こそが、横沢公輔です。
ではなぜ、モデルの要素が強いか、その点を挙げていきましょう。
- 横沢公輔は新聞記者
- 新潟で、りんと出会う
将来、横沢は、りんの精神的支えになることが、NHKで公式に発表されています。
島田健次郎の場合は、世間に対する考え方が進歩的で、その考え方が木下尚江(きのしたなおえ)に見られる、ということでしたが、
横沢公輔のは、正真正銘の新聞記者として登場。まさに、木下尚江の職業と同じです。
木下尚江の職場は、「信府日報」、「信濃日報」で若い時記事を書いていました、のちには、「毎日新聞」の記者になります。
横沢公輔はイケメンです。
横沢浩介も人気を集めそうです。
横沢公輔と木下尚江、性格の違い?
横沢公輔は木下尚江をモデルにしている、と考えられていますが、その性格は違って見えます。
木下尚江の場合
大関和が見た、木下尚江は移り気そうな性格に見えています。この点は、鈴木雅(『風薫る」の直美のモデル)も指摘しています。
実際、木下尚江の女性関係は派手と、知られていました。
木下尚江が、大関和の職場に会いに来た時、忙しかった大関和は、別の若い看護婦に、木下の話し相手になってもらいました。
木下は、その若い看護婦と楽しそうに話をしただけでなく、別れ際、木下は名残惜しそうにその若い看護婦を見つめていました。
木下尚江は、政治的な意味で投獄された時に、獄中から大関和にプロポーズをしていますが、木下の女性関係はよろしくない、ということで、周囲は反対していました。
木下尚江には大切にすべき相手がいたにも関わらず、そのようによその女性に見惚れる、というのはよろしくないことですね。
さらにそこで、若い見習いの看護婦たちから、一斉に声をかけられると、嬉しそうに帽子を払り挨拶をした、というのではありませんか。
ここから読める、木下尚江像は、ちょっと明るいけれども軽薄なプレイボーイみたいな?人ですね。
横沢公輔の場合
一方の、横沢公輔の方は、プレイボーイ風なところは今のところ見えません。
どちらかというと、理想に萌える熱血漢という感じが見受けられます。
SNSの投稿を見ると、2025年NHK大河ドラマ「べらぼう」の松平定信を思い出させる、とあります。
キャスティングが井上祐貴だから、なおさら松平定信にオーバーラップして見えるのです。
そこから判断すると、横沢公輔は、曲がったことが我慢できない性格として作られている、と私は思います。
しかし、木下尚江も横沢公輔も、なかなか口の立つ人物であるところは一緒です。
1897年には、選挙での不正事件に巻き込まれ、木下尚江は投獄されました。
投獄される要素は、横沢公輔にもある、と私は見ています。
木下尚江は、やがて新聞記者を辞め、1900年に入る頃から小説を書き始めます、プロレタリア色の強い作品でした。
「風、薫る」のなかで、横沢公輔が小説を書く、と言う設定は今の所、準備されていないようです、が、突然NHKの発表があるかもしれませんよ。
横沢公輔はりんに影響どんな影響を?
横沢公輔が、最初にりんに強烈な印象を与えた、というのが第一印象です。
NHKの公式サイトでは、横沢公輔はりんを気にかけている新潟の青年、としての紹介があります。
横沢公輔、出会いからりんに存在を印象付ける?
横沢公輔との最初の出会いは、ある店の前でのことです。大声をあげた人がいた、これが横沢公輔です。
店に並ぶ行列に突然中入りしてきた、人物。その者は地元の大地主というエライ立場の人なので、誰も何もいえなかったところに、「間違っている」、と声を上げるのですが、
りんに対し横沢公輔が「意義あり!」と突然大声をあげたことが始まりです。
ところが横沢公輔は大地主をかばうのではなく、相手の神経を逆撫でするような言い方をして怒らせてしまう有様でした。
不審に思ったりんですが、横沢はえらく馴れ馴れしく、りんを飴屋に連れていき水飴を一緒に食べながら、横沢が大地主に意見した理由を説明します。
この横沢の態度は、ちょっと理解に苦しむ者ですが、話す内容は正論を言っています。
そこにりんは、横沢公輔の正義感を感じるのです。これがりんが横沢公輔に抱いた初印象です。
横沢公輔がりんに与えた影響は?
横沢公輔は、非常にパワフルな話し方をします。
りんと初対面の時から、横沢は「国会議員の選挙権」、「金持ち優遇」の当時の時勢に対し怒りの拳をあげていました。
そのはっきりとした物言い、初対面の人なのに、遠慮しない物の言い方に、りんは圧倒されていました。
りん自身も、女性の教育について考えていた時期でしたし、女子の自立に必要性を感じていました。
りん自身も、新潟に行くところまでは、「女子に対する教育、女子の自立」などについの意見がまだ具体化できていなかったように、私は思います。
それが、横沢浩介のはっきりとした物言いが、りんの意見をはっきりした形にさせる役割を果たしていく、と予想しています。
横沢公輔、なぜりんと仲良くなる?
それは、横沢公輔とりんの両方に、似た種類の正義感というものがあったからです。
仲良くなる、というより、
横沢公輔はりんを知っていた?
ドラマ「風、薫る」の中では、横沢公輔はりんを知っていたような様子でした。
ではなぜか?
りんは、新潟の女学校の舎監として、東京から赴任してきたのですが、その移動通知が新聞にでも載っていたのか、と私は思いましたが、そのような事実があったとは確認されていません。
が、横沢公輔は新聞記者として、学校関係の情報はつかんでいた、のだと思われます。
新聞記者の情報網、侮れません。
横沢公輔がりんと仲良くなったきっかけ?
史実では、木下のえが参加した「廃娼演説会」に、大関和もきておりその時に「一緒に運動に関わる同士として、一緒に活動しましょう」と言うようなことが始まりです。
横沢公輔とりんの出会いは、史実とドラマは違いますが、どちらにせよ、お互いの中に、自分と同じような炎を見た、ことでお互いが気になる存在になった、と言う流れになります。
この炎がのちに、恋愛感情になるか、同士としての道を歩み続けるのか?注目していきたいところです。
横沢公輔とりんの再婚はあり?
史実では、木下尚江は、大関和とは結婚しませんでした。
横沢公輔のモデルが木下尚江と見ると、一ノ瀬りんとの結婚はない、と私も見ています。
「看護婦大関和物語」によると、大関和は、木下尚江に圧倒されるような思いを持った、ということです。
この時点で大関和は、木下尚江に心惹かれていた、と私は思います。
「風薫る」の場合はそうではなく、りんは、横沢と出会った瞬間に相手に惹かれた、とは言い難いですが、気になる存在になったのは確かだと思います。
まとめ
横沢公輔は、新聞記者という点で木下尚江がモデルと見られます。
ただ性格は異なり、木下は移り気なプレイボーイ的な面がある一方、横沢は曲がったことが許せない熱血漢として描かれています。
りんとは、大地主に「異議あり」と声を上げた場面で出会い、その正義感がりんに強い印象を与えました。
互いに似た炎を持つ者同士として惹かれ合いますが、史実で木下と大関和が結婚しなかったことから、りんとの再婚もないと見られます。

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