ダイアナ妃の家系図を見る!スペンサー家の家柄とは。今も有名な親戚。映画、ドラマにみるダイアナと英国王室

2022年9月8日、イギリスのエリザベス2世がご逝去されました。

それより数日前、8月31日はダイアナ妃の命日でもありました。

今回は、世界中で大変人気だったダイアナ妃を偲びながら、ダイアナ妃に関連ある英国王室に注目してみましょうか。

そのためにダイアナ妃のご先祖、その実家のスペンサー家の家系図と覗いて見たいと思います。イギリス史を騒がせたような人物もいます。

またエリザベス女王やダイアナ妃が登場人物になっている映画、ドラマをチラ見してみましょうか。

ダイアナ妃には思いもよらぬ有名人の親戚がいます。誰でしょうね?

ダイアナ妃の先祖の家系図でみる、スペンサー家の歴史

ダイアナ妃の実家hスペンサー伯爵家、というのはダイアナ妃の結婚の時から、誰でも知っていることです。

ではスペンサー伯爵家とは?

もともと、スペンサー家は平民で生業は羊飼い。羊で財をなして、オールソープに荘園を購入しました。そしてナイトに任命され、地区の議員も努めるようになりました。

一介の羊飼いが貴族にまで出世できるというのは相当な資産を築き上げたのでしょうね。

ですが、起源はもっと古く、ウィリアム征服王時代から国王に仕えてきたデスペンサー家にも連なる家系のようです。

そしてエドワード1世や2世の時代に、国王や皇太子の随行として仕えたこともあります。没落したこともありますが、もともとは由緒ある先祖だったのですね。

オールソープのナイトは議員職の功績が認められて1605年、ジェームズ1世から男爵位を授かりました。そこからが本格的に貴族としてのスタートです。

そこから、次はサンダーランド伯爵位を授かることになりました。

3代目のサンダーランド伯爵がマールバラ公爵チャーチル家の娘と結婚し、生まれた子供がマールバラ公爵となります。マールバラ公爵には直系の男子がいなかったからです。

これよりのち、スペンサー家はサンダーランド伯とマールバラ公両方の当主を勤めることになりました。

マールバラ家5代目は、チャーチルの名跡を復活させ、「スペンサー=チャーチル」の二つの姓を持つ名前とします。

マールバラ公爵の娘と結婚した3代目サンダーランド伯爵の次男にはスペンサー伯爵の名が与えら、これ以降はスペンサー家はマールバラ公爵家の分家ということになって、今日に至ります。

そして、スペンサー伯爵8代目の3女が、ダイアナ・スペンサーだったのです。そうイギリスの元皇太子妃です。

スペンサー家の家系図からだけでもダイアナ妃が大貴族であることがわかります。

でもダイアナ妃の先祖に関係ある人たちはまだまだいますよ。ここまでは父方の家系図でした。

今度は母方のご先祖見て行きましょうか。

こちらの先祖は一番古いところを見ると、メアリー・ブーリンです。そう16世紀のんイギリス国王ヘンリー8世の2番目の王妃となったアン・ブーリンのお姉さんです。一説では妹、と言われることもありますが、とにかくアン・ブーリンの姉妹ということです。

メアリー・ブーリンにはウィリアム・ケイリーという夫がいました。

メアリー・ブーリンの孫が初代モンマス伯爵ロバート。ロバートの曽孫がエリザベス・ケアリーという女性で、嫁ぎ先がビーターバラ伯爵でした。そこで生まれた次男をルイス・モーダンと言い、ルイスの孫が、マーガレット・ジョージアナ・ポインツという女性で、その方は初代スペンサー伯爵の妻となります。

ダイアナ妃は、メアリー・ブーリンから9代目に位置するマーガレット・ポインツ、そして初代スペンサー伯爵からダイアナ妃までからは6代ほど経ています。気が遠くなる話ですね。

自分に置き換えて見ると、せいぜい3代くらい前しか、数えられないです。しかもド平民の私なら明治になって戸籍というものができた時からしかわからないですから・・・

ちなみにメアリー・ブーリンにはもう一人キャサリンという女子が生まれました。

キャサリンは結婚し娘レティスが生まれるのですが、これまた複雑な関係が出来上がります。

レティスの息子は2代目エセックス伯ロバート・デヴルーといい、将来エリザベス1世の寵臣となります。(エセックス伯もエリザベス女王の恋人だったと言われています)

さて、そのレティスですが、夫が亡くなった後、レスター伯ロバート・ダドリーと再婚します。ロバート・ダドリーはエリザベス1世の恋人だったことで有名な人です。でもロバート・ダドリーのおかげでロバート・デヴルーは出世できるのですけれどね。

さてレティスの孫娘フランシスがサマセット公爵シーモア家に嫁いだところからまた歴史が繋がって行きます。

なんとシーモア家とはヘンリー8世の3番目の王妃ジェーン・シーモアの血をひく一族です。

王族との血の繋がり

ダイアナ妃の血縁となる先祖を語る場合、チャールズ2世(1630~1685)を外すわけには行きません。

な、なんと庶子が、認知しただけでも14人いたということです。しかし王妃との間には嫡子が生まれず、次の王位は弟が継承したのでした。この庶子たちが、名を知られる家々に入り(結婚する)血縁を広げて行きました。

チャールズ2世の愛人だったルーシー・ウォルター、バーバラ・ヴィリアーズこの二人の子孫、庶子たちはそれぞれ2代目スペンサー伯、4代目スペンサー伯と結婚します。

バーバラ・ヴィリアーズはジェームズ1世時代の臣下バッキンガム公爵の一族の女性です。さらにヴィリアーズの子孫の一人はシーモア家とも繋がりができています。

ここまで書いて見ると家系図はすごく複雑です。

庶子とはいえ国王の血を引いている、家柄。英国貴族のサラブレッドと言っていい家柄です。

ある意味、ダイアナ妃の元夫のチャールズ皇太子(失礼!チャールズ3世ですね)よりスチュアート王朝の血が濃いかもしれません。

スチュアート王朝の直系チャールズ2世の弟ジェームズ2世で終わってしまいました。しかしスチュアート王朝の血がまた蘇るのが不思議ですね。血が蘇るきっかけになったのがチャールズ3世というのも何か因縁めいて見えます。

ダイアナ妃の血縁、ほかにも・・・著名人もいます

ウィンストン・チャーチル、これは先ほどスペンサー家、マールバラ公爵家の系図のところで書いたので、まず第1の有名人です。

またこちらも有名な方は、ロマンス小説作家のバーバラ・カートランド。この作家の娘レインが8代目スペンサー伯爵の後妻として結婚して、ダイアナ妃の義理の母親になります。

1700年代前半に、ダイアナ妃と同じ名前を持つ、レディ・ダイアナ・スペンサーという直系の先祖もいました。そしてなんの運命が、当時の皇太子の皇太子妃候補に上がったのですが。時の首相から反対されてこの成婚は叶いませんでした。

女優のオードリー・ヘップバーンも血縁に当たります。ヘップバーンは主にアメリカ映画への出演が多いので、アメリカ人かと思われがちですがダイアナ妃の遠縁と言われています。

また最近よく見る、俳優オリヴァー・プラットもダイアナ妃の遠縁にあたるようです。オリヴァー・プラットはドラマシリーズで「シカゴ・メッド」(医療ドラマ)でドクターチャールズという精神科医を演じていますので、一度ご覧になってみてはいかが?

オリヴァー・プラットは更に20年ほど前でしょうか?映画「三銃士」にポルトス役で出ておられました。どの三銃士かというと、主題歌をブライアン・アダムス、スティング、ロッド・スチュアートが歌った「All For One」だった映画です。

アトスがキーファー・サザーランド、アラミスがチャーリー・シーンでした。多分レンタルできると思います。

こうして見ると、今あげた3人の女優、俳優さんたち、みんな映画、ドラマ内ではイギリス風の発音をします。鑑賞するときに確かめてみてください。

そうそうもう一人忘れてはならない人が。キティ・スペンサーです。ダイアナ妃の姪です。ファッションモデルをしていますね。

ダイアナ妃に似ている顔立ちではありませんが、美貌、スタイル、気品と超一流です。つい最近結婚しました。その時のドレスがドルチェ&ガッバーナで有名でした。息をのむほどの美しさ、とはこういうことを言うのね。

キティ・スペンサーの婚礼のヘッドドレスを飾ったティアラ、気がついたかたおられましたか?そう、ダイアナ妃が結婚式でつけていたのと同じティアラです。

実はスペンサー家のティアラなのですね。ダイアナ妃は、イギリス王室のではなく実家のティアラで結婚式に臨んだのです。

スペンサー家のティアラだから、キャサリン妃もメーガン妃も使わなかったのです。

我が国では、成人になった皇女のティアラをどうするか・・・・?なんて話題が出てましたが、彼の国では、自分の実家が持っている。スケールの違いを感じさせられました。

映画、ドラマに見るダイアナ妃、そして妃のご先祖

「ザ・クラウン」

英国王室を描いたドラマとして今一番人気なのが「ザ・クラウン」エリザベス女王即位の時から、ストーリーは始まります。

登場人物が本当によく似ています。実物以上、と言ってもいいかもしれません。

ダイアナ妃の事件もしっかり書かれています。英国王室についてもこんなに書いていいのかな?と思えるのですが、そこは英国王室の心の広さ?今だに続いています。

訴える、といった噂も時には聞こえますが、実際の訴えになったとは聞いていません。

このドラマ、どこまでいくのでしょうか?エリザベス2世ご逝去だから・・・結末は早いかもしれません。

Netflixで放映しています。

「ある伯爵夫人の生涯」

ジョージアナ・スペンサーが主人公です。1700年代後半の人物。ダイアナ妃から見ると直系の先祖になります。初代スペンサー伯爵の長女です。年の離れたデボンシャー公爵と結婚します。

キーラ・ナイトレイが公爵夫人ジョージアナを演じました。

年の離れた夫とは不仲で、夫は浮気を繰り返す。夫人の方も、夫が好きなように生きるなら自分だって好きに生きる権利があるわ、と主張して自分らしさを追求する生き方をします。

ジョージアナは趣味もよく、ドレス、髪型、アクセサリーなどの着こなし方も社交界で人気になりました。

当時自分らしく生きる女性は、悪い、とみなされる風潮がありました。ですからジョージアナもスキャンダラスな女性と言われていました。

この映画はダイアナ妃を描いた映画ではありませんが、ふとダイアナ妃の生き方にも重なります。

現代は18世紀とは違いますが、それでもダイアナ妃は枠にはめられた生活を嫌がって自分らしさを出して、バッシングを受けました。

40年近く前、女性は仕事を持って社会へ出ていける時代になってはいましたが、まだまだ世間との軋轢はありました。

ダイアナ妃はそんな過渡期に行きた女性でした。社会との摩擦を繰り返しながら、自分のやるべき使命を探し、見つけて、完全なる自立を目指した女性となりました。

エリザベス女王も自分のやるべきことをやる人物ですが、自ら道を探していく、これはダイアナ妃に影響されたのではないかと思われるのです。

ダイアナ妃が亡くなった時に、エリザベス女王は国民へ向けてのメッセージを送りました。その中で、ダイアナ妃の行動に自分たちのお手本になるか・・・、そう言う内容がありました。

やはり新しい国王がたっても、人々はダイアナ妃を忘れることはできないのです。ふとしたイギリス王室の中にダイアナ妃を私たちは見てしまうのです。

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